
自分に自信を持つのは、本当に難しいですよね。
かくいう私も、得意なこと1つもないし、何も出来ないから何の役にも立たないと、ずっと思っていました。
自分の出来なさ加減に呆れ、むしろもう開き直って、ダメを極めていったらどうかとさえ考えるようになっていました。
でも、そこで初めて、自分に対して少し厳しすぎるのではないかと思うようになりました。
その理由は明白で、自分と他人が全く同じことをしたとして、他人のことは賞賛できるのに、自分のことを凄いとは到底思えないこと。
逆に、何かで失敗した他人に対しては、心から励ませるのに、自分が全く同じ失敗をしたらダメな人間だと批判してしまうこと。
自分を認めることも、許すこともせずに、自分には何も出来ないと思い込ませているのは、他ならぬ自分自身だということに気が付いたのです。
自分を認め、自分を好きになることで得られる幸福感こそが、自信に繋がっていくのだと思います。
褒めれたら受け入れる
自分に自信が持てないと、周りの自分に対する評価が何より気になるものです。
それなのに、いざ褒められると「そんなことはない、今日は運が良かっただけ」などという否定の言葉が、ここぞとばかりに口をついて出ます。
自分を認めないばかりか、周りの良い評価さえも受け入れようとしなかったのです。
始めは謙遜のつもりだったのかもしれません。
ですが、自分を否定する言葉を繰り返し発しているうちに、自分は本当にダメだと認識してしまうのです。
褒めてもらえたのなら、素直に受け入れ、ありがとうと笑顔で伝えるだけで良かったのです。
感謝の言葉を発することで、褒められた自分が誇らしくなります。
頑張らなくても必要とされる
自分に自信が持てないと、人に尽くしたくなります。
自分には何もないから、頑張らなければ相手に必要とされないと思うからです。
私は毎日、仕事のように家事をしていました。
主婦としての役割を完璧にこなして、必要な存在になりたいと思っていたからです。
自分の家なのに、まるで家政婦として働いているかのような心がけです。
でも当然のことながら、頑張っているから必要とされているわけではありません。
全ての人は、生まれた時から、存在しているだけで必要とされているのです。
出来ることだけに目を向ける
自分に自信が持てないと、出来ないことにしか目がいきません。
出来たことなんて、その瞬間しか考えないのです。
その瞬間が終わってしまえば、あとは出来て当然になってしまいます。
そうして自分が達成してきたことは、なんでもないことと思い込み、出来ないことを嘆いていたのです。
過去に自分が努力してきたこと、決断してきたことを無かったことにしてしまっては、どんどん不幸になっていくばかりです。
今、出来ていることを全て褒め、自分をとんでもなく甘やかすことで、次第に心が満たされていきます。
最初は心から褒められなくても、褒め癖をつけてしまえば勝ちです。
何かに挑戦する
そうは言っても、結局そう思えない…。
そういう場合は、もう行動するしかないと思うのです。
なんでもいいので新しいことを始めてみましょう。
失敗したって、全然大丈夫です。
何かに挑戦することに意味があります。
もし上手くいくことがあったら、それこそ一気に自信に繋がります。
私はブログを始めましたが、好きなことを、どんどんやっていきましょう。
さいごに
自分に自信がある人って素敵ですよね。
カッコイイし、憧れます。
そうなりたいと思っている自分を褒めたいです。
自分を変えようとしているなんて、本当に凄いことです。
本来、自分に自信を持つことは、難しいことではないのかもしれません。
ただ、自分が難しくしているのです。
自分は自信を持つに相応しい人間だと、自分自身で認めることが、自分に自信を持つために、なにより必要なことだと思います。