はてなブログを運営している皆さん、カスタムURLの設定はしていますか?
私は、先日初めて使ってみたのですが、結果的に大失敗してしまい、とても面倒なことになりました。
そこで今回は、カスタムURLの設定方法や変更する際の注意点などを、私の失敗談を交えつつ、お話したいと思います。
カスタムURLとは?
https://www.pokapokayouki.com/entry/2019/05/31/174725
各記事には、上記のようなURLが標準設定されていますが、赤文字部分を任意の文字列に変更できる機能のことです。
設定することで得られるメリット
標準のままで記事を公開すると、投稿日と時間が自動でURLに組み込まれますが、よほど記憶力が無い限り、URLを見ただけでは記事内容が分かりません。
そこで、カスタムURLの出番です。
ちなみに私は、上記のURLを以下のように変更しました。
https://www.pokapokayouki.com/entry/super_mario_bros.
このように変更すれば、「あ、マリオか!」と思い出せます。
サーチコンソールなどでアクセス分析をする際、投稿日時だけの羅列では何がなんだか分かりませんが、URLを変更することによって、アクセスの多い記事が一目瞭然です。
また、Googleも下記のようにシンプルなURLにすることを推奨しています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。
SEO対策にもなりそうですね。
設定方法
URLの設定は、とても簡単です。
「ダッシュボード」→「記事を書く」を開き、サイドバーにある歯車マーク「編集オプション」から変更できます。
設定時の注意点
カスタムURLの設定が無事に終わり、記事を公開後、Twitterにも投稿。
確認のため、URLをクリックすると下記の画面が…。
えっ!?
あまりにびっくりして、思わず声が出ちゃいました。
URLを変更してはいけなかったのでしょうか…。
昨日、初めてカスタムURLを設定してみたのですが、記事をツイートしても、うまくリンクされません😢
URLを変更してしまうとダメなのでしょうか…#はてなブログ#カスタムURL https://t.co/5vZIAJQxEd pic.twitter.com/8coDI4SgmC— ねむ☀毎日を楽しく過ごしたい (@nemu_pokapoka) 2019年6月1日
困惑ツイートをしたら、とても優しい方が一緒に原因を探してくれることに。
本当にありがたいです。
そして判明したのが、URLの違い。
【作ったURL】
https://www.pokapokayouki.com/entry/super_mario_bros.
【Twitter上のURL】
https://www.pokapokayouki.com/entry/super_mario_bros
見づらいですが「.」(ドット)がないのです。
URLを直接入力して投稿したわけではなかったので、まさかURLが間違っているとは思いませんでした。
試しに直接入力して確認してみることに。
最後の「.」がURLとして認識されず、黒色のまま…
このせいで、URLに違いがでてしまったようです。
よく考えれば、最後にドットがついているURLを、今まで見たことない…
なんで、ドットなんてつけてしまったんだろう!?
おかげでTwitter上で記事が見れなくなってしまいました。
やってしまった…と落ち込んでいたら、さらに落ち込む事実を発見。
URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。
SEO的にも失敗してしまいました。
・URLの最後に、調子に乗ってドットをつけない
・アンダースコアを乱用しない
投稿後のURL変更について
投稿後にURLを変更するのは、出来れば止めた方が良いです。
・反映までに1~2週間かかる
・はてなスターや、はてなブックマークが消える
・内部リンクが切れる
このように、いろんな痛手を負います。
ただ、それでも私は再度URLを変更することにしました。
どう考えても、SEO的に良くないURLになってしまったことと、検索流入が頻繁にある記事でもないので、2週間くらい大丈夫だと判断しました。
そうして、やっと現在のURLに落ち着くことになります。
早速、サーチコンソールの「URL検査」でインデックス登録をリクエストし、「site:自分のブログのURL」を使ってインデックスされているか確認。
すると、同じ記事が2つ…。
同じ記事が2つ??
間違えました!!
本来ならば、変更する前のURLで「再リクエスト」しなければいけなかったはず。
新しいURLで、新たにインデックス登録してしまった…。
検索で同じタイトルの記事が並び、1つは問題なく開き、1つは”お探しの記事は見つかりませんでした”と表示されるという、ややこしい状態に。
URL削除ツール
慌ててサーチコンソール中を探し回り、URL削除ツールを見つけました。
URL 削除ツール – Search Console ヘルプ
「URLの削除」→「一時的に非表示にする」をクリックして、非表示にしたいURLを入力→「続行」
下記のような選択肢が表示されたら「キャッシュからURLを削除し、検索からURLを一時的に削除する」をクリック。
ただ、一時的に削除すると書いてある通り、約90日間ブロックされ、それ以降は検索に表示されてしまうようなので、他に何か無いかと再度、探し回ることに。
古いコンテンツの削除
これだ!見つけました!!
早速、URLを入力して削除リクエストをしようと思ったら、すでに削除済みになっていました。
URL削除ツールと連携しているのかもしれません。
記事を削除したい時は、「URL削除ツール」は使わず「古いコンテンツの削除」でリクエストをすれば良さそうです。
記事を確認したら、ちゃんと削除されていました。
さいごに
別の記事としてインデックスしたことで、結果的に反映にかかる1~2週間を省略することができました。
ただ、この方法だと検索順位に大きく影響が出そうなので、順位とは無関係な記事で試されることをオススメします。
こちらがURLを3回変更した記事、マリオです
6/12追記:さんざんカスタムURLについて語ったこの記事ですが、URL設定するのを忘れ投稿日時の羅列になりました…。