私は、親から「吊り橋を叩くだけ叩いて渡らない」と言われるほど、考えすぎて行動できない人間です。
もちろん、用意周到なことは良いことだと思います。
何も考えずに行動して、結果ダメでしたと言う人を見て、なんで行動する前に考えなかったんだろう…と思うこともしばしば。
でも結局は思うのです。
行動できる人が羨ましいと。
それなのに自分は、なぜ行動できないのだろうと考えました。
そして、これまでの自分を作り上げてきた思考が、自分自身を縛っているのが原因だと気付き、行動できる思考を選べば良いのではないかと思いました。
自分に期待する
私は何かをやろうとする時に、どうすれば成功できるのかを考えます。
入念な下調べと、成功イメージを想像した上で、それでも自分には無理だと判断したら、そこで諦めて行動を起こしません。
傍から見れば何もしていませんが、自分の中では英断だと思っていました。
そんな事を続けていると次第に、何に対しても挑戦しなくなり、考えるまでもなく無理だと決め付けることも多くなりました。
でもそれが、自分に期待していないということに気付かずにいました。
自分の限界を下げ、自分の可能性を潰しておいて、自分は何も出来ない人間だと、ずっと嘆いていたのです。
まだ挑戦したことがないことなら尚更、自分の無限の可能性を信じるべきです。
行動しなければ、自分の才能を見つけることは出来ません。
失敗を恥ずかしがらない
そもそも考えすぎて行動できない原因は、失敗してはいけないと思っているからです。
失敗を恥ずかしいものと捉え、行動するなら成功しなければならないという考えに縛られているのです。
他人に、なんで行動する前に考えなかったんだろう…と思われるのではないかという思いが、私の行動力を妨げていました。
すぐに行動できる人は、成功や失敗には拘りません。
他人ではなく、自分に目を向けているからこそ、結果はどうあれ、自分のやりたいことに挑戦した自分に満足できるのです。
だからこそ、躊躇せずに、様々なことに挑戦していけるのだと思います。
とにかく楽しむ
すぐに行動できる人を羨ましいと思うのは、とにかく楽しそうだからです。
考えすぎる人は、成功することに重きを置きすぎて、正直、全く楽しめません。
行動することは、努力することだと思っていたのです。
これから、辛いことだけが待ち受けていると思っていては、なかなか動けません。
行動することは、楽しむことだと思えるようになったら、とても気が楽になりました。
誰かに褒められるためではなく、自分のために、楽しむために行動するのです。
さいごに
やってみようかな!やれるかもしれない!そう思い立った時の、ワクワクした気持ちを思い出すと、失敗への不安など思いつく間もなく、ただただ心躍る瞬間でした。
そんな大切な気持ちを、今までずっと押さえつけていた自分に伝えたいです。
行動しない思考を選べるのなら、行動できる思考を選ぶことも、必ず出来るはず!